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勇気をもつ

2012年
新しい年が明けました。

元旦の新聞に、ドナルド・キーン氏のメッセージがありました。昨年の大震災後、日本への帰化申請をされたコロンビア大学教授です。題名は「日本人よ勇気を持ちましょう」でした。
その中で「『日本的な勁さ』というものを、心にしみて知っている」とありました。「強」ではなく「勁」を使われたところに戦後の焼け野原から立ち上がっていった日本人の繋がりの力を現されたのでしょうか。
日本人の強さは、人と繋がり、他人を思う思いやりの心を持つことからもっと「勁」くなると言われます。
新年に心打たれる文章でした。

昨年の震災以降私は「頑張る」「諦めない」「勇気をもつ」という言葉を使うことに少しためらいを感じていました。阪神淡路を間近で経験した者の一人として、その当時これらの言葉が空虚で残酷に聞こえたことを思い出したからです。

しかし、日本のことを日本人以上に理解されていると言われるドナルド・キーン氏が使われたこの言葉に、感動を覚えたのは私だけではなかっただろうと思います。

一人でも多くの方々に「勇気を」持って頂くためには、私も皆さんとしっかりと繋がってその思いを届け、縦にも横にも撓むことの無い「勁」い国を創る仕事を続けなければなりません。激動と言われる2012年ですが、恐れず前を向き今日の仕事を明日の日本のために続けてゆく覚悟です。

皆様におかれましてもより一層素晴らしい年となりますよう、心より祈念しております。

新しい朝に

2012年元旦
松岡広隆

2012/01/01/06:39 | カテゴリー: 日々の活動